そう言われればそうかも。

日常での気づきや「おもしろい!」と思ったこと、断捨離やお金のことなども。

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正直なタイトルがおもしろい『姑の遺品整理は、迷惑です』。「迷惑な人」の人生が意外に豊かだった。

このところ、図書館で借りるのは垣谷美雨(かきや みう)さんの本が多くて、今日は『姑の遺品整理は、迷惑です』を読みました。

読み終えて、「あー、もっと肩の力を抜いて生きていいんだな!」「(人にもよるけど)他人と関わるって楽しいことなんだなあ」って思いました。

 

 

この人の書く本の登場人物って、ダメ人間が多いんですよ。

 

今回、主人公の望登子を悩ませる姑・多喜さんもそう。

大量のモノを遺して突然死してしまったもんだから、望登子がその遺品整理に追われることになり⋯。

 

でも片付けを通して、おせっかいだった多喜がいかに周囲を助け、周りから愛されてたかを知っていくんですよね。

 

で、周りの人たちが遺品整理を手伝ってくれて、そういう人の温かさに触れて望登子自身も変わっていく姿が描かれてます。

人に頼っちゃいけない、迷惑かけちゃいけないと思って生きてきたけど、もっと人に頼っていいんだということを体験していく。

 

もちろん人は選ばなきゃいけないんだろうけど、多喜さんみたいに一歩踏み込んだ人付き合いをしていたら、そこには豊かな世界が広がっている(こともある)。

読み終えた時は何だかあったかい気持ちになれました。

 

 

わたしは意外に何でもできちゃう方で、そういうタイプって自己責任論に傾きがちだと思うんだけど(「貧困になるのは自己責任」「頭悪いのは勉強しなかったからでしょ」みたいな論説)、そういう傾向が強すぎる社会ってギスギスしちゃう。

そうじゃなくて、自分の持てる力を何か他人のために役立てたら(ボランティアとかでもいい)、多喜さんみたいな「豊かな人生」を歩めるかも。

そんなことまで思わされました。

 

人が生きてくにはモノが必要。他人にとってはゴミでも、その人にとっては大事な思い出。

遺品整理ってその人の人生を追体験する作業でもあるんでしょう。

 

とはいえ多忙な現代なので、後に残される子どものためにもやっぱり不用品はこまめに捨てた方がいいね!とは思いましたね^^;

 

 

垣谷さんの本はタイトルが絶妙で、思わず読んでみたくなる本が多いです。

特に女性は「そうそう!」って共感でいっぱいになると思うんですよね。

「女心がわからない⋯」なんていう男性にもおすすめです 笑