セミリタイア生活に入って早7年。趣味のランニングに勤しみつつ、おかげさまで毎日のんびり楽しく暮らしております。
そんなわたしが近ごろ思うのは、自分は40歳で(何とか)セミリタイアしたけど、これが35歳までにセミリタイアできてたら人生さらにイージーモードだったんじゃない?ということ。
なんで35歳なのか?
それは、
- 体力の衰えを自覚し始めるから
です。
20代〜30代前半までは多少つらい仕事、苦しい仕事でも体力があるから何とかこなせてしまうし、家事育児も一緒にできてしまう。
でも35を過ぎると根性だけではなかなか乗り切ることができません。何とかこなせても毎日ずっとだとしんどくなってくる。
わたしはそのパターンで、もう毎日毎日、仕事家事育児でしんどいなんてもんじゃない。まさに、生き抜くのに必死でした。
だから、自然と「セミリタイアしたい」と思うようになって貯金をがんばったけど、5年の歳月が必要でした。
衰えを自覚し始めてから「仕事辞めたい!」って思っても、なかなかすぐにはセミリタイアできる経済状況になれませんよね。
幸い住宅ローンを抱えてなかったからセミリタイアを希望してから数年で実現したけど、(だんなさんの年収にもよるけど)これがローンあり、子ども複数だったら実現は難しかったでしょう。
もしわたしが20歳からやり直せるとしたら、絶対に「35歳までにセミリタイア」目指してがんばります。
当時はそんな生き方があるなんて知りもしませんでした。
たとえ仕事が楽しかったとしても「いつでも辞められる」と思えるだけの資産を持っていたらどんなに安心でしょうか。
そういう心のゆとりがあれば、仕事へのストレス耐性も高まるかもしれません。
反対に、貯金はほんのちょっと、仕事を辞めたら翌月から困るなんていう経済状態だったら⋯? 仕事のつらさも倍増というもんです。
仕事が楽しい・楽しくないに関わらず、30代半ばまでに経済的基盤を作っちゃうの、大事だよね〜って思いますね。
⋯というようなことをここのところ考えてたら、先日のvoicyでちょうどこんな話題が。
セミリタイアしたことにしました。#イケハヤラジオ by イケハヤ/ Voicy - 今日を彩るボイスメディア
イケハヤさんのセミリタイア論。
その場にたまたまいた娘が「セミリタイアって何?」って興味を示したんで、ここぞとばかり「セミリタイアっていうのは、(フルタイムの)仕事をしなくても生活していけるだけの経済基盤を持った状態で、あとは時たま必要なだけ働く生活のことだよ」と持論を展開したところ、娘は「えっ、働かなくても暮らしてけるの?」ってびっくりしてました^^;
そう、そういう生き方もあるんだよ⋯
ちょうどいい教育の機会になりました。
特に女性は「働けなくなるリスク」が大きい(妊娠や出産、子育てなど)から、経済基盤をどう築くか男性より深く考えないといけません(でないと、わたしみたいになる 汗)。
稼いだお金でどう資産を築いていけばいいのか、折に触れ話していこうと思ってます。