そう言われればそうかも。

日常での気づきや「おもしろい!」と思ったこと、断捨離やお金のことなども。

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起業してフリーランスになったり、勤め人になるとか以外の幸せな働き方もある。仲間で取り組む「ビジネス」。

先月1週間ほど農産加工のアルバイトに行ってきたんですが、今日はその仕事の慰労を兼ねた食事会でした。

 

 

打ちたてのソバに天ぷら、小鉢料理、締めのスイーツとコーヒーという豪華な内容でしたが、自己負担はたったの1,000円。

差額の1,000円は主催側で出してくれるといううれしい配慮がありました。

 

この農産加工品(漬物)を作るという仕事ですが、何かの会社でやってるわけじゃありません。

農家のお母さんたちがグループを立ち上げてやってます。

 

それぞれが原料の野菜を栽培し、収穫したものを公共の農産加工施設へ持ち込んで漬け込み(わたしが手伝ったのはこの部分)、販売しています。

 

この手作り漬物の取り組みはもう20年くらい続いてて、口コミで人気が広がり、今では予約でほぼ完売しているそう。

大したものですよね。

単価がそれなりに高いんで売上も数百万円にもなります。

利益の分配はどうやってるんだろう⋯。

 

今日は食事の前に会計報告があったんですが、それを聞いてたら、材料費(原料の野菜)と人件費などを払うとほぼトントンとのことでした。

 

それを聞いてた農家のお母さんたちは「今年も赤字にならなくてよかった」みたいな雰囲気なんです。

わたしなんかは「え、利益出なくていいんかい?」って一瞬びっくりしちゃいましたよ。

 

「今年も赤字にならなくてよかったねえ。また来年もがんばろうね(笑顔)」っていう感覚、ふつうのビジネスならあり得ません。

何か腑に落ちない。

 

でも、その場にいた人たちは、今年もいい仕事ができたという満足感に包まれ、おいしい食事をいただいて全員幸せそうだったんです。

これは一体何だろう?

 

あとで考えてみたんですが、この幸福感の中身って、

  • 野菜を栽培した人は野菜の代金をもらえてうれしい。
  • 漬け込み作業をした人(わたしを含め数人いた)は割といい時給(1,000円)で働けてホクホク。ついでに漬物の作り方も学べて一石二鳥。
  • ほぼ利益が出ないくらいの良心的な価格設定だから、買う側も安く買えてうれしい。
  • 「おいしい」と言って食べてもらえる。毎年楽しみにしてる人も多いそう。

ってことじゃないかと。

 

栽培する人も作業する人も買う人もうれしいなんて、最高の仕事ですよね。

ああ、こういう形の働き方、利益の分け合い方もあるんだなとすごく勉強になりました。

 

彼女たちの場合、この事業を通じて結びつきも深めてるんですよ。

農家の嫁同士、絆は強いです。

大変なことも多いだろうけど、その点もうらやましく感じました。

 

まあ、わたしは石橋を叩いて叩いて結局渡らないタイプなんで(でも「鉄筋入り」だとわかったら、たまには渡りますけどね)、人を雇ってビジネスを起こすとかはできないだろうけど、利益追究だけじゃない、仲間と一緒に働くっていう幸せな働き方を目の当たりにしたことは大きな経験でした。

来年もぜひお手伝いさせてもらいたいと思ってます。

 

それにしてもお腹いっぱいで夕飯作るのがおっくうです⋯。