「お金がなくてさ⋯」っていう話題でいつも盛り上がるけど、みんな何で節約(倹約)しないんだろ?
長年不思議に思ってきました。
節約でお金が余る=収入が増えたと同じことなのに。
昨日読んだ記事にも書いてありました。
私の眼から見れば、節約して月100ドル浮かすことは、手取りの収入を月100ドル増やすのと同じことです。
あなたが倹約を恐れる5つの理由とその誤りについて | ライフハッカー[日本版]
月に1万円収入を増やすのってほんとに大変だけど(ブログ書いてる人ならわかると思う)、うまく節約で浮かすことができればその1万円の「収入」はずっと続くわけで。
だから、何で皆やらないんだろうって不思議だったんです。
でもこの記事を読み進めていくうちに「なぜ節約をしないのか」の理由がわかってスッキリしました。
詳しくは本文を読んでもらうとして、倹約を恐れる5つの理由の中で一番腑に落ちたのは、
もっとも優れた倹約術とは、少しも大変さを感じさせないものです。
(中略)
もちろんなかには、ばかみたいに時間を食う倹約術もありますが、はっきり言って、そうしたものはダメなやり方です。最高の倹約術とは、器具を入れ替えたり、何らかの作業を1回するだけで、その後ずっと節約効果が続くようなものです。
この部分でした。
一般的に節約生活っていうと、なぜか水道光熱費をケチり、食費を限りなく削るみたいなイメージなんですよね。
だから、皆やりたがらない。
そんな生活、わたしだって嫌です。
ダメなやり方というのは、苦労が多いわりに実りが少ないやり方と言い換えてもいいかも。
そういうやり方って毎日毎月努力を必要とするから、気持ちが途切れたとたん、元のダメ家計に戻ってしまう。
そうではなくて、「何らかの作業を1回するだけで、その後ずっと節約効果が続く」ものに集中するのが節約生活の成功のポイントでしょうね。
⋯と偉そうに書いてるけど、わが家も流動費(食費や水道光熱費)を削るダメなやり方をやってきて懲りた経験があります。
ていうか、流動費を削ること自体がダメなんじゃなくて、電球をLEDに変えるとか根本的に改善しようとしなかったことがいけなかった。
関連記事:水道光熱費の使い方がやっとわかった気がする。お金と同様「ムダなこと」にさえ使わなければそんなに高くならない。
家族がつけっ放しにしてた電気をこまめに消して回るとか、水道をジャージャー使うのを注意するとか疲れるし、精神的にみじめになっちゃうんですよね。
これじゃいかん!と節約法を本を読んで勉強して、固定費の削減に取り組んだんです。
結果、労少なく成果が出るようになりました。
関連記事:節約本を何冊も読むのは「浪費」?
「お金がない⋯」っていってる友だちも、こうすればいいのになー。
本人からやり方を教えてって言われたらいくらでも教えるんだけど、聞かれてもないのに教えることはできません。
苦労が多くて成果の少ない方法にこだわってないで、どんどん効果的なやり方にチャレンジしていってほしいものです。
話はそれるけど、ここまでダメな節約について書いてきて、「あれ? わたしの今のランニングの課題と似てる?」って思いました。
淡々と週3ペースで走ってるけど、タイム的にはどうも伸び悩みの時期みたい。
いくら走っても最近はさっぱりタイムが縮みません。
今日もタイムは縮まらなかった⋯。
まるで、せっせと水道光熱費の節約に取り組んでるけど月に1,000円しか安くならんかった⋯みたいな徒労感は否めない。
ランの方も効果的な方法に切り替えていく必要があるのかもしれませんねえ。