これ今まで何回も書いてるように思いますが、なんだかんだ言って節約しない人はお金に困ってないんだから、あれこれ言うのはやめた方がいいですね。
関連記事:節約の必要がない人は節約しなくていい。
立派な車に乗ったり、すてきな家に住んだりしたいけど、使えるお金は限られてる。
ママ友とか友だちと世間話の中で「お金がなくてさ〜」みたいな流れによくなります。
これまでは真に受けて「これこれこうすれば、これくらいの節約になるよ」的な情報を伝えてたけど、それを聞いた友だちの行動は一向に変わる気配がありませんでした。
それってなんでなの?って不思議だったんだけど⋯
考えてみると、ほんとはそんなにお金に困ってないんだ!という結論に行き着きました。
田舎は年収が低めだけど、共働きが基本だし3世帯同居も珍しくない。
若夫婦の場合、おじいちゃんおばあちゃんがまだまだ現役で働いてたりします。
働いてなくても年金収入があったり。
期待しすぎちゃいけないけど、かわいい子どもや孫のためにコツコツ貯めていてくれそうですよね。
そんなわけで、世帯年収1,000万以上、(おじいちゃんおばあちゃん世代の)貯金がそれなりにある家はけっこうあるんじゃないかな。
だから、今現在、自分たちの家計はカツカツだけど将来的には何とかなりそうっていう安心感があると思います。
ところで、世帯年収1,000万あるとしても新築の大きな家を建てたり(たいてい建てている)、ファミリーカーを買ったり、子どもにいろいろ習い事をさせたりしてれば日々の生活は決してゆとりがあるとは言えないはず。
だから「お金がない⋯」はある意味ほんとのことだったりします。
ただ、わが家の考える「お金のない」状態とは違ってて、(贅沢するほどには)(好きなものに好きなだけ使えるほどには)お金がない、ってことなんでしょう。
ま、これはたとえ年収1億あっても生じる現象で、要はお金のコントロールができないという別の問題ですな。
そんなわけで、「お金がない」状況のベースが違うんです。
節約うんぬんの問題ではない。
想像に過ぎないけど、むしろ節約してまで貯金はしたくないと思ってるのでは?
これは節約に対する誤解もあるでしょうねえ^^;
(ほんとに賢い節約は苦痛がありません)
関連記事:節約(倹約)を恐れる人は間違った節約法を思い浮かべてる。
話は変わって、わが家が節約を始めた時は「お金がない感」がけっこう強かったんですよ。
同居じゃないし、(将来的に遺産を)頼れる実家もなし。自分たちで住居費から教育費、老後の心配をしなきゃならなかった。
将来的に必要なお金を計算したら、こんなゆるーい家計のままじゃいられないわ!っていう危機感が芽生えました。
それで、節約(と投資)の勉強を始めて、生活全体を少しずつ変えていったんです。
人間ほんとにやらなきゃって思う時は、本を読んで勉強したり行動も変えられると思います。
関連記事:「お金がない!」というストレスを甘く見てはいけない。
そんなわけで、「お金なくてさ〜」と言いつつ行動が変わらない人は特に困ってないんだなーと解釈していこうかと。
「今日は天気悪いね〜」「そうだね、天気悪いね」くらいのノリで、「お金なくてさ〜」「そうだね、お金ないよねえ」で、いいんですよ、たぶん。
「いや、ほんとにお金ないし!でもやりくりがうまくできない⋯」って人にはこのコミックエッセイがおすすめ。
キャッシュレス時代に逆行する 笑 方法だけど、やりくりの基本感覚を身につけるのに最適ですよー
楽しく読めます^_^