倹約家っていうのは物を買うまでのハードルが異常なほど高いです。
だから、結果お金を使わないっていうことが多いです。
「何となく」でお金を使わずに、自分がほんとに楽しめることにお金を使うようになりました。
ある物を「欲しいし、必要だ」と思ってから実際買うまでにものすごーく時間をかけるようになったな⋯。
これは元浪費家から倹約家になったわたしの実感なんです。
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(ネスカフェ「バリスタ」を5年越し(!)で買った話。ヤフオクで入手しました)
浪費家だった頃は物を買うまでのハードルが低かった。
いや、なかったと言っていい 笑
「欲しい」と思ってから買うまでが爆速で、ちょっといいなと思うものをホイホイ買ってました。
ちょこちょこお財布からお金を出していたわけで、当然お金も貯まりません。
ところが倹約家となった今ではなかなかものを買うことがないんですよね。
(正確にいうと、ほんとに価値を感じるものしか買わなくなった)
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いいなと思うものが見つかったとしても熟考に熟考を重ね、結局買わないことが増えました 笑
だから、(わたしの)収入はほぼなくなったけどまあそこそこ暮らしていけてます。
関連記事:「それ、本当に必要?」を突き詰め過ぎると何も買えなくなるよね。
ところで、この「購入までのハードル」って何?っていう話だけど具体的には、
- 物欲なのか必要なのかのふるい分け
- 時間のフィルター
- 使えるお金の制約
この3つが三本柱でして。
物欲か必要なのかのふるい分け⋯単に「欲しい」だけなのか、それとも「必要」なものなのかを判断する。
欲しいだけだったら却下!
でも実際は何だかんだ理由をつけて、「欲しい」が→「必要」に昇格することも多いけど^^;
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時間のフィルター⋯単に「欲しい」だけのものは元より、「必要」と判断したものでもしばらく経つと「あれ?いらないかも⋯」とか何かで代用するアイディアを思いつくことがあります。
やっぱ、すぐ買わないで冷静になるまで少し時間を置くのって必要でしょう。
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使えるお金の制約⋯これは説明不要ですねえ。よっぽどのお金持ちじゃなきゃ誰しも使えるお金って限られてます。
「こ、これは一生物のコートに出会えた!」って思っても100万円とかしたら買えません。
特に浪費的な消費の場合、倹約家の家庭だとその金額はとっても少なく設定されてるはず。
手取り月収の3%とかじゃないでしょうか(推測)。
それにしても、倹約家に生まれついてる人は物欲そのものが少ないように思えます。
物に対してあんまりガツガツしてない。
だから、物をガンガン買うということはありません。
元物欲まみれの人間から見るとうらやましい限りです。
ともかく、浪費家は物欲が旺盛でそれはそれで人生楽しいけど、ある程度その欲をコントロールしてかないとお金の面で人生詰んじゃいます。
わたしの場合は節約生活を送るうちに、上記3つのハードルが少しずつ出来上がってったって感じなんだけど、浪費家を自覚してる人がお金を貯めたい場合、どんなハードルを作れば自分は冷静に買い物できるんだろう?っていう基準を作るといいですね。