つい最近までは「お金より時間(が大事)」と思えなかったです。
家事時間を減らすために食洗機は買ってよかった家電の1つ(左)。
最近、「お金より時間」効果を感じてるコインランドリーの利用(右)。
若い頃は時間のありがたさを感じにくい。
これはある意味当たり前ですよね。
若くて、(一般的には)死はまだまだ先で見えません。
時間=無限にあるものって感覚でした。
ていうか、自分がいつか死ぬなんて考えたこともなかったです。
だから中高年の人が「金より時間の方が大事なんだ」とか言って、下道を運転してけば1時間ほどの距離なのにわざわざ高速料金を払って「20分で着いた」って喜んでるのを見ても、意味わからん状態だったんですよ。
そんな20代が過ぎ、子どもが生まれた30代。
貯金がほとんどない状態でわたしがリストラされたのもあって、このころはとにかく節約、節約でした。
当然、お金>時間 です。
いや、お金>>>時間ってくらい、とにかくお金第一主義。
節約のためなら時間はどんなにかけても惜しくない!って思ってたかな。
そんな「時間はあるけどお金はあんまりない」「とにかくお金がない」っていう時期を経て、今やっと「お金より時間が大事」っていう境地になったのはなぜか?
一言で言えば年をとったから。つまり残された時間が減ってきたから。
関連記事:「人生の残り時間」を計算する。
親が亡くなってみて時間て限られてるんだなと実感できたし、残された時間がおぼろげに見えてくるようになりました。
誰かが言ってたように、使ったお金はいつか稼げるけど過ぎ去った時間はそうはいきません。
まあ、こういう風に思えるようになったのも貯金が以前よりは増えたのも大きいです。
やっぱり金銭的な余裕がないと、なかなか時間>お金って思えませんもんね。
とはいえ、庶民のわたしたち、特に年収の低い若い人たち(若いから低いとは限らないけど)はお金も貴重です。
いくら、時間>お金とわかっててもそこまでお金を使えないでしょう。
だから、時間とお金のバランスするところを見極めてかないといけません。
かけたお金以上に将来的に「元が取れる」時間の使い方にはお金を使う。
そうじゃない時はお金をケチって(多少の)時間をかける、というように。
具体的には、勉強のためのセミナーに行きたいけど、平日夜に遠いところで開催されるから仕事終わりに下道で行くのは時間的にきついな、なんて時。
こんな時は迷わず高速を使ったらいいでしょう。
反対に、どうでもいい集まり(いつもの同じメンバーでの食事とか)はわざわざ高速を使うことはありません。
遅刻するかもしれないけど、下道でのんびり行けばいい。
(ていうか、そんなにしてまで行かなくてもいい 笑)
わたしもささやかながら、洗濯物を乾かすのにコインランドリーの利用を始めました。
コインランドリーを利用することで洗濯にまつわるかなりの時間とストレスを減らせ(わが家は冬は洗濯物がなかなか乾きません)、その分有意義なことに使えるようになってきてます(ランニングの時間を伸ばすとか)。
お金はかかるけど(200円×30日で6,000円)、勇気を振り絞って 笑 お金で時間を買うことも大事。
しばらく続けてみようと思います。
時間の大切さを若い頃から感じることができてたら、今ごろ自分も一角の人間になれてたかもなあ。
タラレバだけど、そんなことを思います^^;
ふつうの人は年をとってから「お金より時間が大事」ってことに気付くんだけど、若い頃から頭角を表すような優秀な人はやっぱり気付くのが早いんですよね。
そういう人の「時間術」を著書で読んだことがあるけど、新卒の頃から通勤時間はムダと割り切って、家賃は高いけど都心部に住んでいたそう。
そこで浮いた時間を勉強や人脈作りに回していたんだとか。
賢いから時間とお金の使い方が違うのか、時間とお金の使い方が違うから(さらに)優秀になれるのか。
卵が先かニワトリが先か問題と似てます。
ともあれ、(自分が)よりよいと思うことに時間やお金を回してけば、その人なりの成長は得られるはず。
関連記事:今あるお金(または時間)をどう使ったら将来豊かになれるんだろう。
まあ、使えるお金はかなり限られてるけど、「時間>お金」の公式を忘れずにこれからの日々を過ごそうと思います。
ハワイでサーフィンを楽しみながら多拠点ノマドライフを送る本田直之さんの「時間術」は学ぶところが大きいです。