年末年始のように、家族が長期休みに入ると「お昼ごはんをどうするか」に頭を悩ませる人は多いと思います。
わたしは今回、この大問題を「お昼ご飯は作らない」というショッキングな方法 笑で乗り越えることにしました。
お昼ご飯を作らないっていうだけで、こんなに楽だとは!というのが実感です。
家族の食事を用意する大変さ。(写真はイメージです)
この正月休み、食べたい人はそれぞれ自分の分を作るという方式でやってみてます。
休日は(休日も?)行動がバラバラなわが家。
長期休みに入るとその傾向がいっそうひどくなります。
起きる時間はもちろんマチマチだし、当然朝食の時間も違う。
朝食時間がずれ込めば昼食時間もそれぞれ違ってしまいます。
そもそも食事を食べないこともあったりして、自分の分と合わせて作っておいたのに家族分のが残ってしまったりしてものすごーいストレスでした。
せっかく作ってやったのに〜!ってキレると、「じゃ、作らなくていいよ」とか言われてしまう⋯。
娘が中学生になってからはこの傾向が強くなってきて、長期休暇=気が重い時期となってました。
そこで考えたのは⋯「そうだ、頼まれてもないのに作るからいけないんであって、食べたい人が食べたいものを食べたい時間に作ればいいんでは?」ということに気づいたんです。
そういえば、定年退職しただんなさんに「お昼は各自で用意しましょう」と提案した奥さんの話を聞いたことがあったのに忘れてました。
この方式、採用!
そしたらまあ、何と楽なんだろう。今までの苦労は何だったんだ、いったい。
これはいい。
とはいえ、この方法ができるのは、
- 子どもがある程度の年齢である(わが家は中3)
- だんなさんも最低限の調理ができる・やる気がある(ソバをゆでるとか)
という前提条件の上だけど。
でも、レトルト食品や冷凍食品をそろえとけば小学校高学年にもなればレンジでチンするくらいはできるはずだし、いくら料理ができないだんなさんでもできるはずだから、やってやれないことはないでしょう。
栄養バランスは?って思われるかもしれません。
まあ、1日のうち1食だし短期間(10日間ていど)だし問題ないよって思ってます。
(朝食も食べなかったりするけど)
この「お昼は作らないよ」宣言、意外な「効用」もありました。
娘が「じゃあ(家庭科で習った)雑煮作るから材料そろえといてよ」というではないですか。
ふだん絶対に料理しようとしない娘の「自立心」を養う効果もあったようです。
あと数年したら1人で生きてかなきゃいけないんだから、ちょうどいい機会になりました。
正月休みに突入して早1週間。
このやり方に家族もまあまあ慣れたみたいです。
「早く食べてよ」だの「残さないで」だのうるさく言われなくて、かえって喜んでるかもしれません。
「(主婦は)休日3食作らないといけない」というのは思い込みだったようです。
だんなさんも娘も、この本を見てかんたんな料理を作れるようになってほしいです。