これまでの人生の中で、ダイエットしようって思ったことは一度もありません。
それはもちろん「ダイエットの必要がないくらいスタイルがいいから」ではないです笑
わが家の猫にはダイエットが必要かもしれません。腹が揺れる⋯^^;
ダイエットが必要なかった理由を考えてみると、
- そもそもBMIが21を超えたことがない(標準体型)
のが一番大きいです。
これについては、努力して維持してるわけじゃないんで、太りにくい体質であるとは言えるでしょう(ただし、以前は筋肉量も少なかったから「かくれ肥満」にはなりやすかった)。
平熱が36度台後半で、ご飯を食べるとカーッと熱くなる(=食事誘導性熱産生が高い)など元々の代謝も悪くなく、この点は遺伝だから親(と先祖)に感謝ですね。
ところで、世の中にはBMIが22以下なのにダイエットする人、「え、そんなにスリムなのにさらにダイエットする?」みたいな人けっこういますよね。
中にはBMI18.5(標準体型の下限、これ以下は「やせ」に入る)なのに、食事制限しようとする人もいたりして心配になってしまいます。
これは「やせてきれいになりたい」っていう心境なんでしょうか?
わたしがこれまでの人生でダイエットしようと思ったことがなかったのは、単に標準体型を維持してたからだけじゃなく、
- 「きれい」が評価される土俵で生きてこなかった(おしゃれやモテにあまり関心がなかったのが大きい)
- なので、「やせてるほど、きれい」の価値観が刷り込まれなかった
からかもしれませんね。
思い返せば、友だちと「◯kgやせた〜♪」だの、「やせたらこの服似合うようになった〜」だのそういう会話をあんまりしたことがないです。
スタイルがよかったわけでもないにも関わらず、見た目を重視する価値観が自分の中になかったんでダイエットする機会がなかっただけなのかもしれない。
話は変わるけど、ダイエットアプリ「あすけん」の「みんなの日記」を見てると、会員さんたちのダイエットへの真剣な取り組みを感じます。
ただ真剣すぎて、どうしてこの人はこんなにつらい思いをしながらやせようとしてるんだろ⋯と思わなくもありません。
まるで、「やせればすべてが好転する」かのような執念さえ感じることもあるし、楽しいはずの食事が管理すべきもの、味気ないものになってしまってる例も見かけます。
そこまでしてやせたがるのが不思議だったけど、やせる=きれいになる、幸せになれるみたいな図式(ていうか思い込み)があるとしたら、多くの(大して太ってない)女性たちがこれほど必死にダイエットしてるのもわかるような気がしてきました。
ただ、自分が太ってないから、体脂肪率も低いからってそうじゃない人をバカにするつもりはないけど、「やせることがすべて」みたいな考え方は(ダイエットがたとえ短期間だとしても)苦しそうだなと思ってます。
「あすけん」で減量に四苦八苦してる人たちも、もうちょい長い目で体重の変化を見て、ゆるやかに食生活を変えていってほしいなあ。
健康的にやせるにはやっぱり食事を変えるしかないでしょう。
食事をどうすべきかについて、この本は気軽に学べていいと思います。