金(ゴールド)の価格はどこまで上がるんでしょうか?
「答えは誰にもわかりません」という月並みな答えになりますが。すみません⋯^^;
直近のチャートだと上値は1800あたりかな?
著名な投資家や経済評論家だって予想を外すんだから、一庶民がわかるわけありませんよね。
ところで金の性質を考えると、
- その希少性ゆえ、(経済状況に価格が左右されるとはいえ)長年(2,000年?)安定した価値を保ち持ち続けてる
- 所有してても金利がつかない
という特徴があります。
こういった性質のため、
- 経済の減速期や不況期、「何とか危機」時に買われる(リスクオフ資産、守りの資産)
- 経済の上昇期や好景気時には売られる(利息や配当を生まないから)
わけですよね。
最近はどんどん値が上がってるから「もうじき不況に入るぞ」と判断してたり、「危機に備えないと」(今なら「新型コロナウイルスによる経済の停滞」とか)と考えてる人が増えてるってことでしょう。
わたしも金ETFを去年の秋頃ちょっとばかり買ってみたけど昨日の時点でプラス13%の上昇となりました。
もっと買っとけばよかったー!(←よくあるやつ)
株が高くて買えるものがない。
— モカ (@mocha131010) November 26, 2019
しょうがないから安くなった時に金ETFを少しずつ拾ってる。
ところで、ITバブルやサブプライム、リーマンショック時と、今回訪れるであろうバブル崩壊は何か違うかもしれません。
前回、前々回はIT企業や不動産(を元にした証券)といった何となく実態を理解できるバブルでした。
でも今回は⋯?
リーマンショックから立ち直るために各国は金利を下げると同時に、お札(お金)をジャンジャン刷ってきました。
問題なのは、「金本位制」を取ってない今、そのお札の価値ってどうなん?ってことです。
ここを不安視する人は多いんじゃないかな?
かんたんに言えば、お札の価値って薄まっちゃったよねってこと。
お金の価値って「これは価値があるもんだ!」っていう国のお墨付きと、それを信じるわたしたちの「思い込み」によって成り立ってます。
いわば「幻想」ですよね。
お札1枚1枚には本質的な価値はありません。
だから、国自体の信用がなくなったら暴落しちゃう。
最近ではジンバブエドルの暴落が記憶に新しいですよね(2008年に5000億%!のインフレを記録)。
戦後の日本でも「(1949年までの4年間で)1945 年ベースでみても約 70 倍というハイパー・インフレ」は起こりました(参考:https://www.imes.boj.or.jp/research/papers/japanese/kk31-1-7.pdf)
。
だから、当時と今では何もかもが違ってるけど、どこかの遠い国の話っていうわけでもない。
⋯とツラツラと書いてきたけど、じゃ一般庶民はどうすれば?!って話。
正直、よくわかりません^^;
ていうか、わかってたら今ごろすでに大金持ちになってることでしょう。
できることは、
- 分散、分散、分散!
- 株や紙幣価値の暴落で全財産を失っても生きてかれるように体を鍛える
くらいですかねえ。
2つ目は半分冗談だけど。
資産のある人たちはどんなふうに備えてるんだろ。
気になります。