生活費をクレジットカードで借りてしまう(キャッシングしてしまう)人がいます。
よく知られてるようにキャッシングはとっても高利なので、借りたはいいけど返すのは大変ですよね。
でも世の中には、お金が足りなくなるたびに何度もキャッシングして生活を回すようになってしまってる人がいるようです。
それはなぜなんだろう?と以前から疑問でした。
生活コストが収入に比して高いとか、いきなり収入が激減したとか外部要因的な理由はいろいろあるだろうけど、わたしの仮説は「一度借りると次に借りる時の心理的ハードルがぐっと下がるから」じゃないかと。
要するに借金に抵抗がなくなって、気軽に借りるようになってしまうっていうことです。
独自に考えついたわけじゃありませんけど^^;
前に読んだ本か何かに書いてあったような気がします。
これは実感として皆あるんじゃないでしょうか?
たとえば⋯
ステージで何かを発表することになった!→とんでもなくドキドキしたけど、終わってみたら「思ったより大したことなかったわー」→次の発表の時は前よりドキドキしない。
そういうことってありますよね。
人間、慣れます。
だから、キャッシングを繰り返しててそれなしじゃ生活が成り立たなくなった人も、初めての借り入れの時は緊張したし不安でいっぱいだったと思う。
でも借りてみて何とか返せちゃうと(そもそも初回はそんなに借りないだろうし)、次に借りる時の心理的ハードルは劇的に下がるでしょう。
そして、何かあるたびに再びキャッシングして⋯というのを繰り返してると、キャッシング=借金っていう感覚も麻痺してくるはず。
ついにはキャッシングが生活費の一部として当たり前にある、なんて状況になってくるんじゃないでしょうか。
幸いわたしはこれまで一度もキャッシングしたことがないから、あくまで推測だけども。
ところで、キャッシングとカードローンて別物なんですね。
同じかと思ってました。
下記の例だと、金利はカードローンの方が有利。
キャッシングとカードローン、違いを理解して上手に借入をしよう │ ローンノート
実は最近、身近でそういう生活を送る人を知る機会がありました。
収入と支出、返済残高を考えると、いずれは自己破産手続きをするしかない状況のように思ったのでそう伝えると、「えっ⋯」と絶句してました。
本人はそんな深刻な状態だとは思ってなかったんでしょう。
バカ高い金利で借りることの怖さを感じました。
参考:多重債務とは|知るぽると