最近、「グリット(grit やり抜く力)」に興味があります。
グリットは「人生のあらゆる成功を決める力」とか「成功者の必須条件」とか言われています。
この本で話題になりました。
本を読んでないのに言うのは何けど、グリットがあればどんなことでもある一定程度のレベルにまではなれそうですよね。
ところで今読んでる本にもこのグリットについての記述がありました。
海軍の調査で、グリットを持った人々が逆境に耐える際に行っている(ときに無意識に)いくつかのことが明らかになった。そのなかに、心理学的調査で何度も浮かび上がった一つの習性があった。
それは「ポジティブな心のつぶやき」だった。
「ポジティブな心のつぶやき」っていうのは、何か苦しい目にあってる時に「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と自分に語りかけたり、ある時はうまくいかなくても「いつかきっとできるよ」といった前向きな言葉を(自分に対して)かけることです。
世界一過酷と言われるアメリカ海軍特殊部隊シールズの入隊訓練を見事クリアした人たち(ある年は志願者の94%が脱落したそうです⋯)を研究した結果だというので、説得力ありますよね!
わたしはこの章を読んでて、「そう、そう、そうなんだよね」って思いました。
(シールズ入隊訓練を受けたことはありません)
今、(アメリカ海軍に比べたらだいぶささやかだけど)わたしにとってはかなりきつい取り組みをしてます。
ランニングのトレーニングの中にスピードを上げるための練習というのがあるんだけど、今日もやりました。
これが苦しい。
今日やったのは1,000mTT(タイムトライアル)です。
いつか4分を切るのが目標なんだけど、さっぱり速くなりません。
今日も前回と同じタイムでした⋯
こんな時これまでの自分だったら「運動部にも入ってなかったし、これ以上はもう無理だよね」とか「年だし、こんなもんだわ」ってあきらめてました。
でも今は違って、上記の「ポジティブな心のつぶやき」が自然と出てくるんです。
「こんな苦しい練習、今日もよくがんばったよね。体調を整えれば来週はもう1秒速くなるかもよ?」
「毎週続ければ秋には4分切れるんじゃない?」
嫌に前向きな言葉だけど、何の根拠もありません笑
でも、こうつぶやくと不思議にがんばれるんですよ。
で、「じゃ、どうしたら秋までに4分切れるかな?」っていろいろ考えるようになる。
「200mインターバルとかスピード練習の回数を増やしてみるか⋯」といったように。
何かほんとにやりたいことがあって、でもうまくいかない時は「ポジティブな心のつぶやき」をするようにするとがんばれるようになれるかもしれません。