「(自分にとって価値がないという意味で)嫌なこと」に使う時間はどんどん減らすに限りますね!
わたしはその結果、ずいぶん幸福感が高まりましたよ。
セミリタイヤ生活を送る中でやめたことはいろいろあるけど、幸福感の上昇に特に効果的だったのは、
- 家事
- ガーデニング(野菜作りを含む)
この2つかな。
家事については、生きるためにどうしてもやらなきゃいけないし削るにも限度があるけど、
- 不要(と思われる)な作業そのものをやめる
- 機械化できるものは任せる(家電を使う)
- モノをとにかく減らす
これらを実行したことで、家事に毎日4〜5時間かかってたものが2〜3時間へと劇的に減らせました。
今となっては「毎日そんなに何をやってたんだろう⋯」としか思えません。
お弁当なんて冷凍食品でいいじゃん!
(ていうか、わたしの作るのよりおいしい笑)
次のガーデニング。
そんなん元からやらくていいでしょって思われるかもしれません。
そうですよね⋯
何でやってたんだろう?
うちは母親が園芸好きでとにかく花のお世話をよくしてて、毎年きれいな花を咲かせてました。
それが刷り込まれてたんでしょう。
「庭は花が咲き乱れてて、草1つ生えてないのが正しい」みたいな価値観でいました。
草取りはムダに大変です⋯
取っても取ってもアイツらは遠慮なく生えてくる。
それがある時「自分は草花を育てるのが(そんなに)好きではない」ということに気づきました。
それからは早かったです。
庭の(大して気に入ってなかった)多年草を引っこ抜き、全面に芝を植えてやりました笑
芝も草刈り必須だけど月に1〜2回草刈機で刈り払えばいいだけだから、ずっと楽チンです。
花が細かく植ってると草刈機でなぎ払うってわけにはいきませんからねえ。
ついでに、家の周りに花をちょこちょこ植える習慣をやめ、防草シートを敷き(これを敷くと草が生えてこない)、シートを敷けないところは除草剤を散布するように。
ちょこっと薬剤をまくだけであっさり立ち枯れるとは、文明ってなんてすばらしい!
そうして、手間をかけず雑草に煩わされない暮らしを手に入れました。
(その代わり、見た目は殺風景な庭ですけどね笑)
というわけで、家事と草取りという(大嫌いな)2大雑務から解放されてそれだけで幸福感が激増しました。
苦手なこと・嫌なことをやるのってほんと意味ないことだと思うんですよ。
加えてわたしの場合、それらをやめて浮いた時間を「好きなこと」かつ「やりがいを感じられること」に振り向けたことで、可処分時間の充実度がすごく上がったんです。
(ランニングとかプログラミングの勉強とか)
人生の残り時間はもう全て「自分が価値を感じられること」に注ぎ込みたい。
他人の価値観じゃなくて自分の価値観で「大事だと思うこと」に時間を使う。
このことは、社会派ブロガーのちきりんさんもつぶやいてて、ほんとにおすすめです!
『自分の時間を取り戻そう』にも書いたんだけど、自分の人生にとって大事じゃないことは徹底的に合理化して生産性を上げ、そうやって生み出した時間を「自分にとって大事なコト」に集中投入するのが楽しく暮らす早道だから。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) July 19, 2020
そうしてみると、「嫌だけど、ほんとにやらなきゃいけないこと」って案外少ないなーということもわかると思います。