全国的にどんどん空き家が増えてるけど、わが地方も例外ではありません。
ていうか、過疎化とかで田舎ほど空き家率の増え方は激しいでしょうね。
で、空き家ってなぜ増え続けてるんだろう?って考えたんだけど、
- そもそも(当面は)売る気がない
- 空き家を下手に壊すと固定資産税が爆上がりする
- 売りに出してるけど売れない
理由はそんなところかな⋯?
相続人(田舎を出て都市部などで暮らしてる子ども)の立場で考えると、この3つが思い浮かびました。
1つ1つ見ていくと、
- そもそも(当面は)売る気がない
「思い出の詰まった実家だから、とりあえずはそのままにしておこう」。
まずはこれが一番多そう。
取り壊すのはなかなか踏ん切りがつかない気持ち、わかるなー
両親が亡くなっても建物が残ってれば「里帰り」もできます。
何年かして定年退職したら田舎に戻りたいという人もいるでしょう。
相続人(子ども)が複数いると、実家をどうするか?は意見がまとまらないかもしれません。
- 空き家を下手に壊すと固定資産税が爆上がりする
次に多そうなのが、この理由。
もう田舎に戻るつもりはないし、田舎の友人とも疎遠になってて帰省先がなくなっても困らないし、管理も大変だから壊してもいいんだけど、固定資産税が上がるからそのままにしてるーという人もいると思う。
家を取り壊すと「住宅用地特例」という減税制度がなくなって、固定資産税が最大6倍になりますもんね。
駐車場にでもして元が取れればいいけど、田舎には(駅周辺を除き)駐車場の需要なんてないし。
当てもないのに取り壊して、固定資産税がそこそこの金額になるなら壊すのをためらっちゃいますよね。
- 売りに出してるけど売れない
家を売る気はあるけど、値付けが間違ってて売れないとか、これも意外と多そう。
わたしは不動産物件をチェックするのが趣味の1つでよくネットで見てるけど、いつまでも買い手がつかない物件がけっこうあります。
そういう物件はずばり高い笑
売り手としたら少しでも高く売りたいだろうけど、冷静に考えて築ウン十年の家ってリフォームして直す気のない買い手にとっては負債でしかありません。
解体費用を差し引いた土地値くらいの価格じゃないと売れないでしょう。
立地の悪い所だと、しばらく売れなくて土地値(あるいはそれ以下?!)まで値下げしてやっと売れていく⋯
ということもありそう。
以上3つの原因があるんじゃないかなと思いました。
複数該当する物件もあるでしょう。
もしわが家も今住んでる中古家(ていうかボロ家)を売る時が来たら、思い切って安めな値段で売りに出そうっと。