気がつくといつの間にか上がってしまってるのが「生活レベル」というものです。
気がつかないうちに上がってしまうものだから、今の生活レベルが適正なのかどうかって自分ではなかなかわからないですよね。
そこで、生活レベルがムダに上がってないかチェックするのに「生活保護の範囲で暮らせるだろうか?」って考えるのは悪くないかもしれません。
ところで「生活保護の暮らし」って、どんな生活水準なんでしょうか。
極貧レベル? いやいやそんなことありません。
生活保護制度とは、
健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。
なんだから。
わが国ではありがたいことに「健康で文化的な最低限度の生活」が保証されてます。
ふつうにやりくりすれば「朝食は食パン1枚だけ」なんてことにはならないはず。
(逆にいえば、生活保護を超える部分は「最低限度」を超えてるってこと)
そんな生活保護制度、わが家の家族構成(家族3人、子どもは高校生)だといくら受給できるのかというと、
上記サイトの計算によると約185,000円受給できるそうです。
住んでる地域によって金額は変わるけど、けっこうもらえますね。
少なめとはいえ住宅扶助もあるから、賃貸で生活してる人はこの範囲内で住める物件を探せば住居費がまるまる浮くのは大きい。
このうち「住宅扶助」の約41,000円を除いた約143,000円(生活扶助と児童養育加算)が実質の受給額になります。
この143,000円という金額をどうとらえるか。
へえ〜けっこうもらえるんだねと思うか、こんな金額で暮らせるわけないって感じるか。
一般的には少ないと感じる人が多いでしょう。
わが家はもちろん前者だけど笑
ところで、現在の基本的な生活費(毎月かかるもの)は、
- 食費・日用雑貨費 36,000円(娘のお弁当用の冷凍食品代を含む)
- 水道光熱費 18,000円(冬の暖房費を除く)
- ガソリン代 14,000円(軽2台分)
- 通信費 11,000円(スマホ3台、光回線)
- 保険料 7,000円
- 教育費 20,000円(学校徴収金、通学定期代)
- 区費、固定資産税 8,000円(区費がめっちゃ高いのです。固定資産税は月割りで計算)
合計 114,000円です。
洋服や雑貨、(それぞれの)交際費、理・美容費など個人的な支出はそれぞれのおこづかいの範囲でやりくりすることにしてて、これが、
- だんなさん 41,000円
- わたし 15,000円
- 娘 12,000円(私服校だから洋服だの何だのけっこうかかります汗)
合計 68,000円。
これら全部合わせて182,000円で生活してます。
(このほかに特別支出が年間400,000円くらいかかってる)
生活保護費を約40,000円オーバーしてますね!
うーむ、ちょっと減らさねば⋯
ただ、生活保護を受給すると支払いが免除されたり減免されるもの(住民税や固定資産税、通学定期代など)があるから、基本的な生活費はもう少し減るでしょう。
あと、車も所有できないだろうからガソリン代は不要になるし、保険も加入し続けられない?となると、基本生活費は40,000円くらい安くなるかもしれません(生活保護費と同額だ!)。
年間でかかる特別支出は、車関係の費用(車検用の積立、自動車税や任意保険料)と交際費(農村部は慶弔費がすごーくかかります)などで、生活保護受給となれば車は手放すことになるだろうから車関係費用はなくなるし、慶弔費も最低限に済ますようになるだろうしで、支出額は数分の1になるかも。
となると、各種減免だのを調べて緻密に計算しないとはっきりわからないけど、ほぼほぼ今現在と同程度の生活が送れそうな感じです。
おこづかいはちょっと減らさなければいけないかな。
⋯というように、生活に余裕があるうちならたまにはこんな「思考の遊び」も楽しいものです。
最悪の展開になってもわが家はそれほど生活水準を落さなくても生活保護暮らしに移行できそうで安心しました。
(ていうか、今の暮らしが質素すぎる笑)
みなさんは生活保護の範囲内で暮らせますか??
たまにはこんな計算をして生活を引き締めるのもいいかもしれません。
つましい生活をしつつも老後はちょっと余裕がほしいので、貯まったポイントで株を買う「ポイント投資」をしてます。
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