先日知り合いと話してて「あ、わたしって周りからは『ツイてないかわいそうな人』って思われてるんだ」ってわかりました 笑
会話の内容から推測するに、今こんな感じに思われてるらしい。
せっかく市役所の臨時職員(農村部の既婚女性にとってはまあまあの勤め先)をしてたのに、転職(といってもパートだけど)しちゃって、しかもそこが数年でつぶれて、その後も勤め先が決まらず家でブラブラしてる。
なんてツイてない人なんだろう⋯
(ま、それでも子どもは1人だし、家はボロいからローンもないだろうから何とか暮らしてけてるんだわ、きっと。
あー、かわいそう! それに比べてわたしはまだマシ)
後半の( )部分は相手の心のうちを読み取って書いてみました 笑
ちょっと行き過ぎてるかもしれません。
話してて「そんな風に捉えられてるんだな」とわかった時は軽くショックでした。
自分としては「(使えるお金は限られてるけど)自由な時間を手にして趣味に打ち込める最高の生活」を送ってるつもりだったんで⋯
周囲の認識とのギャップがすごい。
でもしばらくして落ち着いて考えてみると⋯
周囲にこんなふうに思われてるって逆にいいんじゃない?って思えてきました。
考えてもみてください。
「いつも同じような服を着てて、働きにも行かず家でプラプラしてる地味な奥さん」て、相手のプライドを刺激しないじゃないですか。
見かけ上はたいていの属性の人より下の地位にいるんで、妬みを買うこともありません。
これが人間関係が濃密な農村部では非常に大事なんです。
「すてきな新築の家を建て、かわいい子どもと優しいダンナさんがいて、いっつもおしゃれな奥さん」なんて周りからしたら内心目障りでしょう。
「すてきな奥さん」本人にとっても、嫉妬されるような存在になることは快感かもしれないけど、そのすてきな状態を維持するのは大変だと思うんですよね。
インスタ映えしたり、周囲に羨ましがられるような生活を目指すとその時は快感だろうけど、長い目で見ると中身の充実に回す時間も気力もそがれるような気がするし。
「あの人ツイてないよね」って思われてるくらいが気楽でちょうどいい。
そんなわけでこれからも「ツイてない人」のまま、マイペースで日々を過ごしていきます。