周囲から影響を受けやすく、それによって疲れやすい人は「ニュース」を見ないと心穏やかに過ごせて疲れません。
先日勝間和代さんがYouTubeで「ニュースを見ないことのメリット」について語られてました。
しかし、残念ながらニュースというのは加工食品のようなもので、本当のことをすべて知らせるわけではありませんし、またマスメディアの広告モデルの弊害として常に私たちの恐怖心や猜疑心を煽るような構成になっています。
もっともっとニュースは見なくても良いものだということを考え、ニュースの摂取量を極力減らし、その時間を自分で調べたり、自分で考えたり、自分で本を読む時間にあててみましょう。
ニュースダイエットのすすめ。自分の生活から極力ニュースを見たり読んだりする時間をなくしてみましょう。
経済評論家でありインフルエンサーでもある勝間さんだけど、ふだんはニュースを見ないようにしてるそう。
世の動きに注意を凝らして観察してる印象があったんで、とっても意外でした。
で、勝間さんはなぜそうしてるか?と言うと、
ニュースというのは視聴率を取るために見てる人の不安をあおる編集になってしまう、みたいな問題点を上げてます。
なので、必要なことや知人から聞いて興味を持ったことがらについては自分で能動的に調べてるそう。
これで何の問題もないようです。
この辺の情報の取捨については、
- 取り入れる情報も食生活と同じように、「加工度」を落とすこと(ニュースという形はかなり加工されてる)
- (形のわかる生鮮食品を食べてれば健康でいられるように)情報も一次情報(本人が体験から得たオリジナルな情報)を取り入れるのが大事
と食生活に置き換えるというおもしろいたとえをされてました。
これを見てて(正確には聞いてて)、「ニュースを見ないほど(心が)健康になれるのかも」とわたしは解釈しました。
それでここ数日実際にやってみてるんだけど、たしかにいつもよりずいぶんと平穏な気持ちで過ごせてて、その効果にびっくりしてます。
それまでは家にいる時はいつも「◯時のNHKニュースを2〜3分見る」のが習慣化してました。
「その時のトップニュースが何なのかを常に把握してたい病」だったんです。
朝6〜7時台はもちろんのこと、12時とか14時とか17時とかのニュースをほぼ毎日チェックしてたんですよ。
(21時台はもう布団の中なので見れない)
しまいには時計を見なくてもニュースが始まる1分前とかに「ニュースの時間だ」と勘が働くまでに 笑
習慣とは恐ろしいものです⋯
大災害時なんかは1日中NHKをつけっぱですね(まあ、これはいいか)。
そうやって逐一ニュースを見て「世の中の動き」を知りたがってたんけど、民放よりマシとはいえNHKだって事件や事故とか不安になることしかニュースでは基本やりません。
だから見るたびに憤ったり不安になったりと感情的にはロクなことがありませんでした。
なんで見てたんだろ 笑
「ニュースをよく見てる人ほど『近ごろは凶悪な事件が増えてる』との印象を抱いてる」というデータが何かで出てたけど、そりゃそうだろうねって思います。
実際には殺人事件の件数1つとっても、のどかだったと思われてる昭和30年代
(=『ALWAYS 三丁目の夕日』に描かれてた時代)と比べても約3分の1に激減してる。
法務省のサイト:http://www.moj.go.jp/content/000112398.pdf
ニュースを見てるからって世の中を正確にとらえられるわけじゃない。
思えば、コロナ禍が始まって以降、病的なほどニュースをチェックしまくって不必要にメンタルにダメージを受けまして。
あんなにコロナと、それに連動して起きたダウの乱高下についてのニュースを見てなければ、動揺することも慌てて底値で損切りする事態も避けられたでしょう。
そうだとすると、(受動的に見る)ニュースは百害あって一利なしなのかもしれませんね。
そんなわけで、勝間さんの「『ニュースダイエット』のすすめ」の動画を見てからニュースをなるべく見ないようにしたら、心が落ち着いて日々淡々と過ごせてます。
影響を受けやすい人ほどニュースダイエット、おすすめです。
(「超加工食品」であるワイドショーや情報番組はもちろん論外です 笑)