40代になって打ち込める趣味を見つけて思ったのは、「人間、好きなことにお金と時間を使うのが一番幸せだなー」っていうことです。
45歳を過ぎていよいよ体力の低下が著しくなり、半ばしぶしぶ始めたランニングだけど、続けてるうちに楽しくなってきてしまいました。
そうなるとだんだん欲が出てきて、もうちょっとタイムを伸ばしたいな、それにはあのシューズが欲しいとなってくる。
というわけでシューズを買ってみたり、ランニングウォッチを買ってみたりしてるんだけど、これがまあ楽しいのなんの。
選ぶ段階からあれこれ迷うのも楽しい。
買い物自体がいい娯楽になってるし、〇〇が欲しいからちょっと小銭稼ぎがんばってみるか!ってなってます。
たしかに中高年のランニングなんて、いくらがんばったって記録はたかが知れてます。
いくらお金や時間をつぎ込もうと、大会で元陸上部の20代の子にかなうわけありません。
でも本人にとってはそんなことどうだっていいんですよね。
自分が楽しいと思えることに、自分なりに考え、買うこと自体が楽しい。
もはや他人の評価は不要なのです 笑
これってオタクといわれる人と同じ感覚なのかも知れません。
ていうか、まさに同じですよね、たぶん。
「車好きの人が6畳一間に暮らし食事はカップラーメン生活だけど(それが節約になってるかはさておき)、愛車のポルシェに乗って毎日幸せ〜」と一緒でしょう。
自分が一番価値を感じるところに使うのが「幸せなお金や時間の使い道」の1つと思います。
これは裏を返せば「自分が価値を感じないことにお金や時間を使うと不幸になる」ということでもあります。
不幸になるというのは言い過ぎにしても、幸せは感じにくいでしょう。
なので、(価値を感じないことに時間を使いたくなかったから)わたしは仕事を辞めました 笑
仕事の次に嫌だった「家事」はセミリタイア生活になってから本格的に削減して、かつての40%ほどの時間で済ませられるように。
この結果、幸福感は爆上がりしました。
価値を感じない時間を徹底的に省き、浮いた時間を好きなことや価値を感じることに注ぎ込むことができて今とても幸せです。
なんとなくお金や時間を使うのではなく、メリハリが大事ですね。