親戚筋から資金繰りが厳しいという話を聞きました。
商売をやってるわけじゃないから資金繰りっていういい方は変なんだけど、要するに家計が苦しいということです。
3人の子どもが成長してきてそれぞれお金がかかるようになってきてはいるけど、1番の原因は住宅ローン。
これが家計を圧迫してるみたい。
でもね、節約生活を送ってる身としては「住宅ローンが大変で子どもが3人いるからといってもまだ中学生1人と、(一番お金のかからない時期=貯め時の)小学生2人だよね?」って疑問でした。
たしかに大きめの家だけど、豪邸ってほどでもありません。
なので住宅ローンもまあたかが知れてますよね。
うーん、これは浪費臭がプンプンするぞ。
というわけで僭越ながら、月収における住宅ローンの返済比率なぞをまずは推測して洗い出してみるとしよう。
職種と身分(正社員かパートか)でざっくり収入は概算できるし。
それで計算してみると、夫婦共働きで月収は手取り37万(児童手当代も込み)と推測できました。
住宅ローンの金額は聞いてて、これは11万ちょい。
なのでちょっと多めに約12万として、月収に占める住宅ローンの返済比率は、
12万÷37万×100≒32%
となります。
住宅費は25%以内が目安とされるので、たしかに多い⋯
現状はプラス7%、金額にして3万ほどオーバーしてて、この3万分が他の必要経費を圧迫してるってことなんでしょう。
しかし、手取り37万から12万を差し引くと残りは25万もある。
節約系セミリタイア民からしたら、家族5人余裕で生きてけるでしょ?って思いますよね。
まあセミリタした人たちは特殊な能力の持ち主たちだから、一般人にそこまでのスーパー節約力を求めるのは酷かもしれません。
派手好みでもなければ知的にどうとかっていう人たちじゃないんで、生活が苦しい原因はすべてにおいて何となく使ってしまう「メタボ家計」にあると見ました。
子どもが小学生のうちの貯め時に貯められないこと(貯められないどころか生活が苦しい)から、今すぐどうこうではないけど、数年以内に確実に住宅ローン破産するでしょう。
いわば住宅ローン破産予備軍です。
そうなったら子どもたちの将来にも影響は甚大です。
思ったより深刻な事態なので、頼まれてもないけど家計見直しの手伝いをさせてもらいたいと提案しよう。
大ナタを振るって疎まれるのは目に見えてるけど、親戚が困窮してくのは見るに耐えません。