この前、紙の本の整理をしてたら「あ、もう読まないな」という本が7冊見つかりました。
ちょうどブックオフの店がある方向へ出かける用事があったんで、ついでに売ってしまおうと紙袋に入れ始めたんだけど⋯
「待てよ、ちょっとメルカリ相場を調べてみよ」と思いついたんです。
いつもなんだけど、その時も時間はたっぷりありました。
そこで1冊1冊実際に売れている価格帯を調べてみたら、なんと合計で5,000円近くにもなりそうではありませんか。
ブックオフの買い取りだと人気度に関係なく本の状態で一律に値付けされるようだから、せいぜい500円がいいところでその差は10倍にもなる。
これだけ違ってしまったら、ブックオフに持ってくという選択はないでしょう。
というわけでブックオフで売るのはやめて、翌日メルカリに出品してみました。
それから1週間。
どうなったかというと、7冊とも売れて目論見通り売り上げは5,000円を超えました(メルカリ手数料、送料を引いた残り)
ブックオフに持ち込んでたら500円、メルカリで売ったら5,000円。
その差は金額にして4,500円にもなりました。
通常はこういっためんどくさい作業(出品や梱包、発送)を自分でやる時間と気力を考えるとどちらを選んでも大した差は出ません。
だけど、近年の技術進歩はすごいですね。
メルカリのアプリは、本の場合は特にそうだけど出品にほとんど手間がかからない。
今回も7冊出品するのに要した時間は10〜15分くらいだったと思います。
そして売れた後の梱包、発送もローソンや郵便局で売られてる専用の箱に入れてポストにポンと入れるだけでいい。
ほんとによく考えられてますよね。
なので、出品からやりとり、梱包、発送まで全部合わせても時間は30分かかってないでしょう。
それで4,500円も稼ぐことができたわけで。
こうなると、わざわざ店に持ってく必要がないし、家にいながらにして取引が完結するしで、メルカリで売る方が圧倒的に有利です。
と、ここで思ったのはこういう有利な売り方ができる人ってどんな人だろう?ってことでした。
みながみな、メルカリで売ってるわけじゃないですもんね。
全体数から見れば、むしろ少数派のはず。
新しいサービスが好きな人、サービスを使いこなすのがおっくうじゃない人、どう売れば一番お得か考える習慣のある人⋯
そんな人物像が頭に浮かびました。
でも、こういうことができる人っていろいろな要素はあると思うけど、一番は「時間の余裕があるかないか」でしょう。
時間に余裕があるから、ちょっとめんどうだけど中古相場価格を調べたり、少し手間暇かけても割に合うなと判断して実際に出品することができるんですよね。
「貧乏暇なし」状態だとこんなめんどくさいことはやってられません。
お金があっても時間がないという人もいるけど。
(これはうまくいったらの話だけど)そしてさらに差がつくなあと思うのは、この売上金の使い方です。
わたしはメルカリから出金して例のごとく仮想通貨の購入に回そうと思います。
バブルが崩壊し始めたようなので買うにはある意味ちょうどいい。
5年後10年後、ビットコインは「デジタルゴールド」に、イーサリアムは「ワールドコンピュータ」になる未来にかけてみます。
このまま暴落して無価値になるかもしれないけど、10倍になってるかもしれないと思うとワクワクしてしまうんですよね。
10倍に増えたらそのお金で旅行に行って思い出を作ることだってできてしまうかもなー
ていうか宝くじを買うよりよっぽどいいと思うんですよね。
どっちみち元手はタダみたいなもんだし、転んでも痛くありません。
メルカリで本を売ることから「わらしべ長者」的なことにつながると思うと夢がありますよね。
「うまくいけば」の話で恐縮だけど、時間的余裕が経済的余裕につながるという例になるかなと思って書いてみました。
時間の余裕がお金の余裕を生み出すことに直結してることを再認識できたので、これからも「どうでもいいこと」はどんどんやめていこう。