朝の『めざましテレビ』を見てたら、久しぶりにバイトテロ動画の「事件」を流してました。
バイトテロとは⋯
バイトテロとは、外食店やコンビニエンスストアなどでアルバイトが不適切動画をSNSに投稿し、炎上することを指す。
バイトテロで"まさか炎上"と本人が驚く訳 "仲間内の動画"が炎上投稿に化ける | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
こういう炎上動画を見るたびにモヤモヤするんですよね。
こんなふざけたことをネットに上げたら炎上騒ぎになるのは目に見えてるじゃないですか。
その後、身元が特定され実害を被ったり(クビになったりとか)、動画がきっかけで最悪バイト先の店が潰れて損害賠償を請求されることもあり得るかも⋯?
そういった自分たちの行動が及ぼす影響をちっとも考えてないようにも見えます。
なんでこういうアホくさいことが繰り返されるのか、とっても不思議でした。
それで、意外とその答えはかんたんなのかもしれません。
ITジャーナリストの高橋暁子さんの記事によれば、「24時間で消えるインスタグラムのストーリーズに投稿して仲間内のウケをねらうつもりが、第3者に見つかってツイッターに転載され→炎上」というパターンも多いようです。
2019年の記事だから、今はちょっと違うかもしれないけど。
「自分も炎上するかも」とは思わない
大学1、2年生に話を聞くと、社会ニュースに一切興味がない学生が多いことを感じる。彼らが社会ニュースに興味をもつのは、3年生になり就職活動を始める時期になってからだ。
SNSやニュースアプリ経由で興味があるニュースのみ読むという学生は、非常に多い。
興味があるタイトルだけを読むため、バイトテロ問題がどれだけ話題となっていても当人たちには届いていない。
だからこそ、「自分も炎上するかも」と思わず、不適切投稿をしてしまう学生が後を絶たないのだ。
バイトテロで"まさか炎上"と本人が驚く訳 "仲間内の動画"が炎上投稿に化ける (3ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
社会ニュースに一切興味のない層がいて(自分も若いころはそうだったなー)、バイトテロ動画がどんなに大騒ぎになるか知らず、気軽におふざけ動画をアップしてしまう。
テレビでいくらニュースにしても、彼らが見るわけじゃないから届かない。
これが実情で、ちょっとした悪ふざけがその後の将来を棒に振るようなことにつながってしまってしまうとしたら怖いなと思いました。
高校あたりでITリテラシーの教育が必要ですね。
まあ家庭内でできることといえば、こういうニュースが流れるたびに子どもに「どうしてこんなことしちゃったんだろうね」といった声がけくらいですかね。