このところ連日山歩きを楽しんでるんですが、おかげでまあ体調のいいこと。
肩こりもすっかり解消されました。
山を散策する日々の何がいいのかっていうと、
- 低強度の運動(歩行)なので長時間できる=血行のいい状態が長時間続く
- 筋力がつく
- ランニングほど強度が高くないので、低山ならどこか痛くなる(筋肉痛など)ことがない
- 心肺機能もそれなりに鍛えられる
- 風景を見るだけなので目が疲れない
- 聞こえてくるのは話し声や鳥の鳴き声ぐらいなので耳が休まる
- 適度に空腹になり、シンプルなごはんがおいしく感じられる
- 心地いい疲労感でぐっすり眠れる
- たいていの場合、集合時間が朝なので必然的に早寝早起きになる
思いつくだけでもこんなにメリットがある。
ざっと眺めると、運動・睡眠・食事という3大健康要素がすべて満たされてるのがわかります。
こういう生活ができれば、みんなもっと健康になれるのになあ⋯
ひるがえって現代の生活を見てみると、
- 座りっぱなし(事務仕事)、立ちっぱなし(接客業)、同じ動作を続けっぱなし(工場など)で筋肉が凝り固まりやすい(=血行不良)
- 動かないので筋力は衰えがち
- 特に車社会の田舎は心肺機能を鍛える機会がない
- 近くでパソコンを見たりすることが多く、目を酷使してる
- 都会であればあるほど常に騒音にさらされてる
- 加工食品や外食、お菓子を食べやすい環境にある
- 特にオフィス仕事は脳だけ疲労し体は疲れてないというアンバランスさもあって、質のいい睡眠が取りにくい
- 体が疲れてないので夜遅くまで起きていがち
こんな状況の人は多いと思うので、山歩きする日々を健康的な生活であるとすると真逆であることがわかります。
現代は「ふつう」に生きてると病気になる暮らしであるともいえるでしょう。
たしかに、定年退職するか早期セミリタイアでもしない限り日々山歩きを楽しむなんてことはできません。
でも、
- 20〜30分に1回は立ち上がってちょっと動く(トイレに行くとか、その辺を片付けるとか)
- 1日に1回でいいので筋トレをする(スクワットとか)
- なるべく歩くようにする(スーパーでは一番遠いところに車をとめる、階段を使うなど)
- 休憩時間はスマホを見ない(寝る前スマホもやめる)
- 不必要な音量で音を聞かない(イヤホンで音楽を聴く時)
- なるべく生鮮食品を買う(お菓子よりバナナやナッツにするとか)
- 休みの日は自然にふれ合う(公園を歩くとかでもいいのでは)
こんな感じで少しでも改善する手はありますよね。
現代社会の「ふつう」にあらがうのはなかなか難しいけど、少し意識するだけでだいぶ変わってくるんじゃないかなーって山を歩きながら思いました。