相変わらずそここの山に登ったり、おいしいものを食べに行ったり、走ったりしてます。
来週は友だちと湖でSUP(Stand Up Paddleboard スタンドアップ・パドルボード)を楽しむ予定。
そんなことをしてると「よくそんな時間あるね」みたいに言われることもあります。
子育て世代はフルタイムの仕事をして家事に育児にと大忙しだから無理もありません。
でも、「忙しい」っていう人の生活の内容をよく聞くと「はて、それは人間がやらなくてもよいのでは?」と思うことをしてたり、塾や習い事の送迎に忙殺されてる人については「そんなに子どもに習い事をさせなくてもいいんじゃ?」ってわたしなんかは思っちゃいます。
ところで、この15年くらい家事の効率化に情熱を注いできました。
「掃除はルンバとブラーバに、皿洗いは食洗機にやらせて、洗濯乾燥機を買えばもう洗濯物を干さなくてもいいよ」って得意げに話すと、「なんでそこまでするの?」みたいに言われてなかなか好意的な反応は返ってきません 笑
わたしは逆に「家事なんかにそんなに時間を使ってもったいなくない?」って思っちゃうけどな。
なぜ家事にそんなに惜しげもなく時間を使えるのかずっと不思議だったんだけど、今日ふと思い当たったのは「そうか、みんな『いつまでも健康でいられる』と思ってるからなんでは?」ということです。
いつまでも健康でいられるんなら、子どもが巣立って親の介護を終えてだんなを見送った後に好きなことをすればいいですもんね。
そしたら誰にもお伺いを立てることなく楽しめる。
でも、現実はそうはいかなくて、そんなころには自分の健康寿命も終わってるんです。
つまり「いつか自由になったらやりたい」と思い描いてたことはできない可能性が高い。
うちの母親はそうでした。
自由に時間を使えるようになったと喜んでたのも束の間、病気になりあっという間に亡くなってしまいました。
それを見てたんで「あ、人生っていつかほんとに終わるんだな」って思ったんですよね。
それ以来、やりたいことはできるうちにやってしまおうをモットーに生きてます。
先日の登山もおもしろかった⋯
まあ、子育てや家事もいいけど、子どもは18歳になれば出て行っちゃうし、家事なんかはいくら時間をかけても返ってくるものはほとんどありません。
自分の貴重な時間を費やすのはほんとにもったいないです。
機械に任せられるところはどんどん任せてしまいましょう。
お金はマネーリテラシーを磨けば意外と何とかなるので、「いつまでもあると思うな、親と金」じゃなくて、現代は「いつまでもあると思うな、親と健康」が正しいです。