そう言われればそうかも。

日々コスパを追求

いつまでアリのままでいるの?

人生は有限。金は、今しかできない(よい)経験のために使え。

 

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遅まきながら話題の書『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』を読んだので、気になった点をまとめつつ、その感想をば。

 

  • 金は「ライフエネルギー(人が何かをするために費やすエネルギー)」を表すもの
  • ライフエネルギーを意識すれば、衝動的、習慣的に行動せず、理性的に判断しやすくなる(p31)
  • 人生は経験の合計。節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う(p32)

 

著者は貯め込むことを批判しつつも、どんどん散財すればいいじゃんといってるわけじゃありません。

今しかできない経験(価値のあるものだけ)への支出と、将来のための貯蓄の適切なバランスを取る(p154)ことをすすめてます。

 

まあ、このあたりは楽しくセミリタ生活を送ってる人たちは心得てると思うんですよね。

いつまでも「アリの生活」ばかりを続けてちゃいけないってことを。

 

「やりたいこと」にも「賞味期限」があって、「あー、あれやりたいな」っていうことがあるのにそれを先延ばししてると、いつの間にか興味が薄れてしまったり、そもそも体力がなくなってできなくなってしまう。

 

この章を読んでる時、3年前だったかな、思い切ってあこがれのサーフィンに挑戦してみてほんとよかったなーって思いました。

今じゃできる気がしません笑

 

著者がなぜ(いい)経験をすることにお金を使うことを強く主張するのか?というと、楽しかった経験ていうのはその後長きにわたって「思い出の配当」を得られるから。

早いうちに経験すれば「あれは楽しかったなあ」って何度も思い出せますもんね。

 

アラフィフとなった今振り返ってみると、20代の時訪ね歩いたアジアの国々の喧騒をありありと思い出します。

感性のみずみずしい若い時、ちょっと無理して海外を訪ねてよかった⋯

 

あと、とっても参考になった考えが「子どもに遺産を渡すタイミング」でした。

たいていは亡くなった時に子どもに相続させると思うんだけど(ていうか、生前に渡すことは思いつかなかった)、それじゃ遅い!と著者は言います。

 

著者の調べによると、子どもに財産(全額ではなく相続させたい分だけ)を譲り渡すにちょうどいいタイミングは「26歳〜35歳」で、これが若すぎもせず遅すぎもしない年齢だそう。

 

うーん、たしかに20歳じゃ自分の価値観が定まってないから浪費して終わりそうだし、かといって40歳過ぎじゃもういろいろ意欲がなくなってそう。

となると、やっぱり30歳前後に渡すのが子ども自身の人生により効果的なインパクトを与えられそうですよね。

今後ちょっと考えてみようと思いました。

 

老後のために貯めてる人は多いでしょう。

でも、そんな先のことって心配し始めると切りがありません。

健康に留意してても病気になる時はなるし。

 

健康的な生活(バランスの取れた食事をして、しっかり運動して、たっぷり寝る)をしつつ、収入からある程度貯金して残ったお金で今を楽しむ。

それしかないんじゃないかな。

 

仮に、大病して死ぬ前にお金が尽きてもそれはそれでしょうがない、という割り切りも必要でしょう。

(将来はどうなってるかわからないけど)そういう時のために生活保護制度もあるんだしね。

 

節約の末セミリタイアしたような人はとかく節約生活になりがちなので、こういった本を読んでバランスを取っていく必要性を感じました。

 

社会学者の上野千鶴子さんじゃないけど、死ぬ時は「あー楽しかった!!」って言ってあの世に行きたいもんです。

 

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

  • 作者:ビル・パーキンス/児島 修
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2020年10月01日頃